「俺の子供を産んでほしい」の男性心理とは

女性のお腹には赤ちゃん、男性のお腹はビール腹

男性が女性に「子供を産ませたい」と思うのは、どのような時なのでしょうか?
今回も恋愛学の力を借りて、この心理を解説してみたいと思います。

【1】逆らう事ができない命令

人間の脳には「優秀な子供を数多く残しなさい」という命令がインプットされています。
この命令は非常に強力で、何人たりともこれに逆らって生きることはできません。

このことを男性目線で下世話に言うと「世界一の美女とエッチしたい」となります。
しかし、当然ながらこの願望を叶えられるのは、世界一の美女と釣り合う魅力を持つ男性だけです。

仕方なく男性は、自分を受け入れてくれそうな女性と自分の希望とを天秤にかけて、その妥協点を探すことになります。
その妥協点にいる女性こそが結婚すべき女性、つまり「俺の子供を産んでほしい」を言うべき相手となります。

この「妥協点」は、実はモノの値段が決まる原理とまったく同じ原理で決まります。
言い方は非常に悪いですが、結婚相手というのは、下図でいうところの妥協点になります。

自分の希望、相手の魅力度、結婚相手の妥協点

【2】実際に結婚できるのは…

「妥協点」というとちょっと聞こえが悪いですが、男性だけではなく女性だって妥協しています。
そもそも妥協できずに結婚できる人など、0.0001%くらいしかいないのです。

「2番目に好きな人と結婚すると幸せになれる」なんて昔から言われますが、そんなのは大嘘です。
なぜなら殆どの人の「好きな人ランキング」の1~50位くらいまでは芸能人や著名人で独占されているからです。

50位付近からようやく一般人が登場するワケですが、ここには学生時代の憧れの先輩や、片思いの人などがしっかりとランクインされています。
実際に付き合ったり結婚したりできるのは、100位とか200位以降の人なのです。

一切の妥協をせずに結婚できるのは、その国の王族や人気絶頂のアイドルだけです。
恋愛学的にいえば、恋愛・結婚というのは、妥協と欲望の折り合い合戦と言っても過言ではありません。

【3】プロポーズ代わりのセリフ

プロポーズは最高の愛情表現

ちょっと話がそれましたが「俺の子供を産んでくれ」は、プロポーズ代わりのセリフであり、最高の愛情表現といえます。
なぜなら、男性がこのセリフを言う時は、以下の全てがクリアされている状態だからです。

【1】産まれてくる子供を認知するつもりでいる
【2】その女性と子供を一生養っていく覚悟がある
【3】その女性が一生浮気をしないと信じている
【4】その女性よりも魅力度な女性とは結婚できないと思っている

【4】に関しては、お互いに思っていないと結婚が成立しないという法則があります。
プロポーズを断る理由のほぼ100%がこれで、どちらかが「もっといい人がいる」と思っていると、結婚は成立しません。

「男性が婚姻届に判を押すのは、2億円の借用書に判を押すのと同じ」なんて言われます。
2億円というのは、サラリーマンの生涯賃金にちなんでいます。
男性がプロポーズするというのは、本当に勇気のいる事なのです。
個人的には、一生のうちで最も勇気のいる行為だと思います。
(しみじみ…)

【4】言いたくなるタイミングとは?

おそらくこのページを見ているのは「交際相手の男性にオレの子を生んでくれと言われた女性」が多いと思います。
なぜいきなり彼がそんな事を言い出したのか、疑問に思っているのではないでしょうか?
実は現在の彼は、以下のような状態である可能性が高いです。

【1】妻子を一生養う自信がついた
【2】親からのプレッシャーがあった
【3】自分の魅力が下降線を辿り始めた

【1】は出世・栄転・資格取得などを機に結婚する人が該当します。
(司法試験や医師国家試験に合格した瞬間にプロポーズする人は多いらしいです)
男性はこの「自信」がないと、決してプロポーズの言葉を口にしません。

【2】も単純ですね。
兄弟姉妹や、周りの友達が結婚しはじめると、親が物凄いプレッシャーをかけてきます(笑)
親御さんが病気になったりしたのを機に結婚する人も多いようです。

【3】は中高年の方々であれば、なんとなくわかるかと思います。
自分の魅力レベルが上がっている時に結婚する人は殆どおらず、下がってきてはじめて焦りはじめます。
自分の魅力レベルが最高の時が、最も魅力度の高い相手と結婚できるワケですが、その時期を見極めるのが非常難しいことは、皆さんもご存知の通りです。

【5】躊躇してしまう貴女へ

人は、自分に最もメリットを与えてくれる相手と結婚します。
だから「もっといい人がいる」と思った瞬間に「ハイ次!」となります。
これは、仕方がありません。

ただ「最高の結果を求めすぎると、最高の結果は得られにくくなる」ことも覚えておいてください。
なぜなら恋愛・結婚に関して、最高の結果を求めている人というのは、最高に自分の事しか考えていない人だからです。
求めすぎる人は、えてして失敗します。

ビジネスの商談であれば、最高の条件同士での取引は成立するでしょう。
しかし、恋愛は違います。
目に見えないことがモノをいいます。
自分の事しか考えていないような人を好きになる人は、少ないのではないでしょうか。

最高の努力をして最高の地位まで上り詰めた人は、同じように最高の相手と結婚しますが、これが続かない理由がここにあります。
7~8割くらいのところで妥協して、あとの2~3割は相手のために使ってあげてください。
大きなお世話かもしれませんが、僕の本心です。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!!
貴女の幸せを祈ってます!!

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