女性に人気のある男性の体格や体型というのは、実は国ごとにまったく違います。
ヨーロッパの国々では概ねスラッとした体型が好まれますが、東南アジアやアフリカ等の貧しい国では、太っている男性がモテたりします。
(太っている=裕福な家柄)
時代や社会的背景によっても少しずつ変化しますので、コレ!という明確な定義を示すことは非常に難しいです。
しかしそれでは話が終わってしまうので(笑)、このページでは「現代の日本では、どういった体型の男性が好まれるのか?」という事に焦点を絞って、悪あがきのつもりでお話していきたいと思います。
【1】高身長はモテるのか?
まずは、最も関心が高いであろう身長からです。
身長が高い男性がモテるというのは、世界中どこの国においても共通しているようですが「高ければ高いほどよい」というものでもないようです。
高すぎることは逆に「ひ弱・病的・運動音痴」という印象を与えやすいからです。
実際に、身長が高すぎる人は「大腸がん」や「関節症」などになりやすく、死亡時期も早いというデータがあります。
「恋愛に身長は関係がない」などという無責任な事はもちろん言いませんが、高ければ高いほど良いというワケではない事だけは確かです。
「ほどよい高さ」というのが実はあるのです。
【2】男性の身長にかかる淘汰圧
男女を比較すると、どこの国でも圧倒的に男性の方が身長が高くなっています。
これは男性の身長というものに「淘汰圧」がかかってきた歴史があることを意味しています。
つまり身長の高い男性の方がよりモテて、多くの子孫を残してきたために、現在の身長差になったということです。
現在の日本人の若者の平均身長は、男性が171cmで、女性が158cmです。
これは、女性が平均して、自分よりも13cm身長の高い男性を求めてきた歴史がある事を意味しています。
これがダーウィンで言うところの「性淘汰の理論」です。
つまり身長が171cmの男性は、158cmの女性に最も魅力的に映る可能性が高いということです。
「ちょっと低すぎない?」と思われた方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
極端な身長差は生活に支障をきたすでしょうし、そもそも高身長男性だけが選ばれてきた歴史があるとすれば、人間は今ごろ恐竜のように巨大化しているハズです。
とはいえこの法則は、平均身長付近の女性ほど強く影響を受けやすいです。
極端に背が低い女性などは、後世にその形質を受け継がせまいと、自分より20~30cmほど高い男性がストライクゾーンとなることが多いです。
逆に高身長女性の場合は、身長自体にこだわりがない人が多く、中には自分よりも背が低い男性をパートナーに選ぶ人もいます。
これは「より人間らしく、より平均的な子孫を残しなさい」という命令が、我々の遺伝子にインプットされているからです。
【3】世界の国々の男女の身長差
少し世界の国々にも目を向けてみましょう。
改めて、男女の身長には有意差がある事がわかります。
国名 | 男性の平均身長 | 女性の平均身長 | その差 |
オランダ | 183cm | 169cm | 14cm |
ノルウェー | 182cm | 169cm | 13cm |
イギリス | 177cm | 163cm | 14cm |
フランス | 174cm | 162cm | 12cm |
カナダ | 174cm | 160cm | 14cm |
アメリカ | 176cm | 162cm | 14cm |
ジャマイカ | 172cm | 161cm | 11cm |
コロンビア | 171cm | 159cm | 12cm |
メキシコ | 167cm | 155cm | 12cm |
ブラジル | 171cm | 159cm | 12cm |
アルゼンチン | 173cm | 160cm | 13cm |
ナイジェリア | 164cm | 158cm | 6cm |
カメルーン | 171cm | 161cm | 10cm |
南アフリカ | 169cm | 159cm | 10cm |
ガーナ | 170cm | 159cm | 11cm |
オーストラリア | 174cm | 163cm | 11cm |
イスラエル | 173cm | 162cm | 11cm |
フィリピン | 162cm | 150cm | 12cm |
ベトナム | 166cm | 155cm | 11cm |
モンゴル | 168cm | 158cm | 10cm |
イラク | 165cm | 155cm | 10cm |
インド | 165cm | 152cm | 13cm |
中国 | 170cm | 158cm | 12cm |
韓国 | 174cm | 161cm | 13cm |
日本 | 171cm | 158cm | 13cm |
裕福な国ほど「その差」の値が大きく、貧しい国ほど小さくなっている事がわかります。
特にナイジェリアの「6cm」というのは、特筆すべき数字です。
やはり食糧事情が乏しい国では、身長よりも「家柄」「資産」「ガタイの良さ」といったものが優先されるようです。
【4】筋肉質な男性がモテる理由
現代社会で成功するためには筋肉はさほど重要ではなく、頭の良さの方が何倍も重要なのですが、いかんせん我々の遺伝子はまだ1万年前とほぼ同じです。
現代女性が、自分たちの家族を守ってくれそうなほどに手が大きく、ガタイが良く、ある程度筋肉が発達した男性に惹かれるのは仕方がありません。
米カリフォルニア大学の研究チームも
「筋肉質の男性は、そうでない男性よりも性交渉の相手を得やすい傾向がある」
という研究結果を発表しています。
発展途上国とは違い、日本やアメリカなどの先進国では、太っている事によって証明できる優位性がありません。
それどころか「自制心がない人」「我慢ができない人」というレッテルを貼られてしまうため、それがモテる理由につながるといったことは殆どありません。
【5】日本人男性の理想の体型とは
男性の理想の体型は、その国で「今現在」裸を露出している(裸の需要がある)男性芸能人を見れば知ることができます。
グラビアアイドル雑誌と同じで、女性誌などをチェックしていれば、それらは一目瞭然です。
見ての通り現代では「細マッチョ」が最も好まれている事がわかります。
もちろん、太っている人やガリガリ好きな女性もいるでしょうが、大局的に見るとそうなります。
では上記のようなバランスのとれた逆三角形の体型に近づくためには、何を基準に運動などをすればいいのでしょうか?
これは既に様々な調査によって、いくつかの規定があるとされています。
【6】男性の理想のBMIは21~22
最近はメタボの影響で、テレビなどでもこの言葉をよく聞くようになりました。
BMIとは体格指数をあらわすものです。
(体脂肪率ではありません)
BMIについては色々な人が色々な事を言っていますが、概ね21~22の間を目指していれば間違いありません。
日本肥満学会も「BMIが22の人が最も病気になる確率が低い」と発表しています。
「健康体型=モテ体型」というのは不滅の原理です。
BMIは「体重÷身長÷身長」で計算されます。
身長が170cm、体重が62kgであれば、
62÷1.7÷1.7=21.5 なのでほぼ理想ということになります。
やはり、太りすぎず痩せすぎずの健康体型が好まれるということです。
(参考リンク:BMI判定)
【7】男性の理想のWHRは0.9
WHRとは、Waist Hip Ratio の略で、ウエスト÷ヒップであらわされる腰まわりの形、つまりヒップラインのことです。
ウエストが75cm、ヒップが83cmならば、
75÷83=0.9 なので、ほぼ理想ということになります。
女性の場合はこの数値が0.7が理想だというのは世界的に有名な話ですが、男性の場合は、女性ほど細く引き締まったウエストは求められていないということになります。
逆に、この数値が1.0を超える(お尻よりもお腹が出てる)と肥満と診断され、恋愛が思うようにいかなくなると思いますのでご注意を。
0.85~0.95の間に収まっていれば問題ありません。
パリコレのモデルにしろ洋服店のマネキンにしろ、男性のWHRはほぼこの値におさまっているのです。
【8】男性の理想のSHRは1.3
SHRとは、Shoulder To Hip Ratio の略で、肩まわり÷ヒップであらわされる上半身の体型バランスです。
胸板の厚さにも関係してくるため、逆三角形の体型を測る指標となっています。
肩まわりが117cm、ヒップが90cmならば
117÷90=1.3 なので、理想ということになります。
SHRに関しては世界的に見ても男性を被験者にしたデータしかありません。
やはり、男性は女性の肩幅などあまり気にしませんが、女性は気にするということのようです。
上記を基準にダイエットやトレーニングなどをしていれば、極端な失敗をすることはないと思います。
【9】女性が体型の話をしない理由
合コンなどで、「私、細マッチョな男性が好きなんです」なんて話をする子は殆どいませんよね。
女性同士であればするのかもしれませんが、特に恋愛対象の男性の前で、男性の体型について話をする子というのは殆どいません。
ハードルを上げないようにしているというのも1つはあるでしょうが、それほど本能的な嗜好であると考えるのが自然です。
つまり女性が「細マッチョが好き」と公言するのは、男性が「胸の大きい子が好き」と公言するのと同じくらい放言だということです。
【10】運動+サプリで理想の体型に
体型に関しては上記のように「モテる体型」というのは概ね判明しています。
つまりこれに近づけば、ほぼ確実にモテるようになります。
僕のオススメはやはり「適度な運動+サプリメント補給」です。
最近では、本当に優秀なサプリが沢山発売されていますので、それらを飲みながら運動をすることで、より効率良く理想の体型に近づけると思います。
(プロテインは個人的にやりすぎかなと思います)
特に「L-シトルリン」は遊離アミノ酸の一種で、「天然のバイアグラ」とも呼ばれている物質です。
血管をしなやかに広げる作用があるのですが、それ以外にも、血流改善、筋力アップ、精力アップ、抗酸化作用、若返り、新陳代謝改善、冷え性改善、むくみ改善、二日酔い防止などの効果が科学的に実証されている夢のような天然成分です。
芸能人やハリウッドセレブとかも飲んでる人が多いと聞きます。
以下でも紹介していますので、よろしければどうぞ。