究極の恋愛トリビア

【1】美男美女のカップルほどすぐに別れる

ドラマのような燃える恋がしたいと誰もが思いますが、実際に美男美女があのような熱愛をするのは不可能だというのが、恋愛学の世界では言われています。なぜなら美男美女は、たとえ恋人と別れたとしても、すぐに新しい人が見つかるからです。モテる人は、目の前の異性に過激にのめり込む必要がないのです。

対して、非魅力的な人同士の恋愛は非常に盛り上がります。なにせ、今の相手と別れたら、一生恋人ができないかもしれないのです。共に苦労して見つけたパートナーですから、それはそれは必死さが違います。

街中などで「もうあなたしか見えない」みたいな臭~いセリフが聞こえたら、声の主を確かめてみてください。ほぼ確実に非魅力的な人同士のカップルだと思います(笑)

【2】「ケンカするほど仲がいい」は本当

ケンカをするということは、互いの魅力レベルが釣り合っているということです。どちらかが圧倒的に魅力が高い場合は、ケンカにすらなりません。

魅力レベルが均衡しているカップルは、自分が少しでも優位に立とうと駆け引きをしたりしますから、ケンカが絶えなくなります。これがケンカするほど仲がいいと言われる由縁です。

【3】出会い系で知り合ったカップルの方が離婚率が低い

アメリカのデータなのですが、おそらく日本でもそうでしょう。出会い系などのマッチングサービスを使う人というのは、細かく条件付けをして検索し、自分と合いそうだなと思う人とだけ会ったりするので、うまくいく事が多いんだと思います。

また最近では、AIが様々なデータを元に相性の合う人だけを紹介してくれたりするので、お互いに第一印象なども良かったりします。ルックスから入っていくと、後々になってどうしても「話が違う」というような事が多々出てくるのですが、マッチングサービスだと、そういう事が少ないといえます。

【4】制汗スプレーは、百害あって一利なし

汗には、HLAという遺伝情報が含まれていて、この匂いを元に人は、自分にない免疫情報を持った人をパートナーとして選びます。具体的には、自分にはない免疫情報を持った人の匂いをセクシーだと感じるようにできているのです。この事を証明するために、スイスの生物学者ウェデキンドが行ったTシャツ実験は、あまりにも有名です。

脇の下からは、汗と共に性ホルモン(男性は男性ホルモン・女性は女性ホルモン)が分泌されます。これらの匂いを嗅ぐと、普通の人は性的に興奮します。特に男性は、女性ホルモンを嗅ぐと非常に興奮します。

制汗スプレーは、せっかくのこれらの匂いをシャットアウトしてしまいます。「匂い」という異性選びの際の極めて重要な情報を自ら封じ込めてしまうのです。恋愛学の世界では、「汗だくで抱き合って、お互いが気持ちいいと感じるくらいでないと、付き合っても長続きしない」とよく言われています。

【5】性的趣向は生まれる前に決まっている

男の子の胎児は妊娠6~8週間の間にテストステロンのシャワーを浴びることにより、脳の配線が男になります。(胎児期はみんな女なのです)しかし、これが何らかの原因で不足すると、脳の配線が女のままになります。つまり、トランスジェンダーの子が産まれてくることになります。

女の子の場合も同様で、何らかの原因により胎児期の脳が、過剰なテストステロンに晒されると、脳の配線が男になり、同性愛者として産まれてくることになります。「何らかの原因」と書きましたが、「病気」「ストレス」「一部の薬物」の3つである事が既にわかっています。

この分野に関しては、「産まれか?育ちか」?という議論は、既に決着がついているのです。女性の同性愛者よりも、男性の同性愛者の方が10倍も多い理由は、人間の原型は女で、男の場合はそこから頑張って男になるからです。

【6】父親から50%、母親から50%で人は産まれてくる

よく「男の子は母親似、女の子は父親似」と言われますが、これの科学的根拠はなく、子供というのは父親と母親から丁度50%ずつ遺伝子情報を受け取って産まれてきます。体の一部が、どちらかに非常に似ていたとしても、それはたまたまで、全体で見れば、ピッタリ50:50なのです。

ただ、幼少期の特に女の子は父親に似る傾向があると言われています。これは、周りから「お父さんソックリね」という言葉を貰うことによって、その父親に確実に自分の子供だと思わせ、しっかりと養育をさせるためだと言われています。「パパそっくりね」というのは世界中どこの国でも言われていて、いわば種の存続のための人類の口癖みたいなものなのです。

【7】母親が産まれてくる子供の性別を決めている

ライオンのメスに極度のストレスを与えると、7割近い確率でメスを産むことが知られています。この「7割」という数字は、統計学に詳しくない人でも驚異的だとわかるかと思います。

「ストレスが多い=過酷な環境」という認識をするため、無難に生き残れて、子孫を残せる確率が高いメスを産むワケです。(日本でも、貧乏な大家族というのは、たいていが女の子ばかりです)

人間の場合も同じで、母親は、子孫繁栄に有利な方の性の子供を出産します。たとえば自分が美人であれば、自分に似た美人な女の子を産んだ方が有利でしょうし、逆であれば父親に似た男の子を産んだ方が有利です。資産家の家庭に男の子が産まれやすいのは、男の子の方が資産を受け継いだ時に有利だからです。

これは母親が、脳の奥深いところで本能的に判断しているものなので、自分の意思でコントロールする事ができません。そう、世間一般で言われている「男女の産み分け法」などは殆ど無意味なのです。意味があるのは、母親が「どちらの性が産まれてもいい」と思ってる場合のみです。

【8】テレビや雑誌をよく見る人ほど結婚できなくなる

脳は常に「過去との比較」で様々な答え導き出しています。直感的に感じる「味覚」や「匂い」でさえも、脳は過去のデータと照らし合わせて、評価を下しているのです。

たとえば日本人は吉野家の牛丼を食べても何も感じませんが、アフリカの人が食べると、あまりの美味しさに腰を抜かすそうです。しかし、アフリカの人でも長年日本に住んでいると、牛丼を食べても何も感じなくなります。

テレビや雑誌で常にルックスの良い人を見ていると、美の基準が上がるので、身の回りの人がみんなブサイクに見えます。9割以上の人が結婚していた昭和40年代には、殆どの家にテレビはありませんでした。だから、目の前の異性が魅力的に見えたのです。

【9】30年後は、結婚する人は少数派になる

生涯未婚率とは、「50歳の時点で一度も結婚していない人の割合」です。2022年のデータでは、男性28.3%、女性17.8%となっています。大雑把にいうと、男性の4人に1人、女性の5人1人が一生結婚しないという事です。

おそらく、2050年にはこの数値が男性は50%以上、女性も40%程度になると思います。これは僕の推論ですが、ほぼ間違いないと思います。

これは、今現在20歳の人は、2人に1人が結婚できない事を意味します。結婚する人が少数派になる未来が、すぐそこまで来ているのです。今現在30歳の人でも、おそらく3人に1人は結婚できないでしょう。これをどう受け止め、どう行動するかは、あなた次第です。

【10】乳首が3つ以上ある女性が20人に1人の割合で存在する

退化しきれなかった乳房で「副乳」とよばれています。脇の下から乳頭部分を経て、股関節まで達する「ミルクライン」と呼ばれる範囲内で発生します。よく見ないとわからないようなシミのような形状のものから、ハッキリと乳首の形をして、母乳も出るようなものまで様々です。

男性でも50人に1人は副乳があるとされ、左右非対称で発生する事も多いと言われています。自分の体で発見したとしても、別に病気でもなんでもないので、放っておいて平気です。ちなみに人間の最多記録では、最大で10個の乳首がある女性というのがいるそうです。

動画があったので貼っておきます。
(4分10秒前後)