日本の着物姿の結婚式

結婚式に行くと、新郎と新婦の魅力レベルというのは、だいたい同じであることに気付きます。これは、誰しもが自分よりも魅力レベルの高い人との結婚を望んでいるので、結局はその魅力が均衡してくるという「恋愛の市場原理」とよばれる法則が働いているからです。

美人の社長令嬢と、何の取柄もない男性の愛は決して成立しません。我々の遺伝子には「なるべく優秀な人と結ばれて、子供を成功者にして、子孫を繁栄させなさい」という命令がインプットされていて、この命令には誰も逆らうことができないからです。

【1】男女の魅力レベル人数表

男女の魅力レベル人数表

ラトガース大学の文化人類学者、ヘレン・フィッシャー教授は学生ら500人余りに、「自分のクラスにいる異性全員に点数を付けさせる」という大胆なアンケート調査を行いました。その時の結果が上記です。教授は「男女が互いを認識している魅力度合いには有意差がある」と結論付けています。

魅力度合いは年齢や収入などによって変化しますから一概には言えませんが、これは概ね「世の中にいる男女の魅力度合いの分布図」を示したグラフになるかと思います。ご覧のように、圧倒的に女性の方が点数が高い人が多いです。なんと男性の平均点4.4点に対し、女性は6.3点もあるのです。男性と女性では実に2点近い差があるという結果になりました。

しかし、これはオスがメスを追うという生物学の観点から考えると、仕方のないことです。メスは、オスに自分を追わせなければいけないので、美しくなるようにできているのです。自身の性的魅力をアピールすることを生業にしている女性(グラビアアイドルやレースクイーンなど)は2万人以上いると言われていますが、男性は、その10分の1にも満たないのが、このことを端的に表しています。

【2】メスの方が価値が高いのは生物界の常識

人は、自分と同じくらいのレベル(ここでいえば点数)の人を恋人や結婚相手に選ばざるをえないので、必然的に表の右側にいる人ほど選択肢が多くなります。男性で8点以上の人は、余裕しゃくしゃくです。いつの時代も、どの年代でも、女性の人気というのは極一部の男性に集中している理由が、この表を見るとなんとなくわかります。

そして表の左側にいる人達、中でも点数が3点以下の男性は殆ど選択肢がなく、溢れてしまうという計算になります。計算になりますというか、実際に溢れています。この付近の男性が結婚することがいかに難しいか、この表をみるとよくわかります。

【3】美人は浮気をされる運命にある?

彼氏に二股かけられて

よくグラビアアイドルなんかがテレビで「彼氏に二股かけられてて~」なんて話しているのを見かけます。「なんであんな美人が二股かけられるんだろう?」と不思議に思いますが、実はそれは当然のことなのです。

表を見ればわかる通り、魅力レベルが10点満点の女性は、同じレベルの男性と付き合おうとすると、2.5倍もの倍率を勝ち抜かねばならない仕組みになっているからです。もう一度グラフを見てみましょう。

男女の魅力レベル人数表

「美人は損」だと言われる理由がここにあります。美人で、自分と釣り合う男性と結婚できるのは約2.5人に1人しかいないのです。「バチェラー・ジャパン」というテレビ番組がありましたが、あれがまさにそうです。多くの美人は、ライバルを蹴落とすか、かなり妥協してレベルの低い男性を探すかの2択を迫られるのです。世の中に「美女と野獣」は多数いても、その逆は滅多にお目にかかれないのは、偶然ではなかったのです。

【4】女性は普通っぽい子の方がモテる?

ガラスのハート系男子のイメージ画像

魅力レベルが3~4点の部分を見てみると、今度は圧倒的に男性の方が多くなっています。必然的に、この付近の女性というのは、引く手あまたになります。会社で超美人のA子よりも、普通、もしくは「ちょいブス」ぐらいのB子の方がモテるというパラドックスは、必然的に起こっているのです。

この付近にいる女性というのは、恋愛活動を優位にすすめることができます。なにせ自分と釣り合う男性の数が2倍もいるのですから当然です。選択肢が多いのは、もちろん美人です。しかしながら、自分と魅力レベルが釣り合う男性と楽に付き合えるのは、圧倒的に点数が3~4点の「ちょいブス女性」なのです。

バブルの頃には日本中にガツガツした男性ばかりがいたので、美人はむちゃくちゃモテました。しかしガラスのハート系男子が増えた昨今では、傷付くのを恐れて美人には最初からアタックしない人が急増。驚くほど美人がモテない時代に突入しています。この話を聞いて、美人を羨ましがっていた女性は、少し考え方が変わったのではないでしょうか?

【5】大事なのは自分の位置を見極めること

女性は19歳、男性は25歳がピーク

恋愛において非常に重要な要素の1つに「自分の魅力レベルを見極める」というのがあります。たとえば実際には自分の点数は4点なのに、8点だと勘違いしてはダメだということです。それはたとえるなら、偏差値50で東大受験しようとしてるようなものです。そういう人は、いたずらに浪人していきます。

女性は19歳、男性は25歳が最も生殖能力が高いと言われています。つまり「最も魅力的な時期=モテ期」になる可能性が高いワケです。言うまでもなく、ピークからの魅力レベルの落ち具合は女性の方が早いです。しかし、それらの現実をしっかりと受け止めて、自分の現在地をしっかりと把握しないと、パートナー探しはさらに後手後手になってしまいます。

【6】「正ギャップ」と「逆ギャップ」

自分の魅力レベルを高く見せようとする人は、例外なく嫌われます。たとえば親の車を、さも自分の車であるかのように乗り回したり、平社員のくせに重要なポストに就いているフリをしたり、実際には出場していないスポーツ大会で優勝したなどウソをつく行為です。

女性であれば、本当は一重瞼なのに先天的に二重瞼であるかのようなフリをしたり、体型をごまかせる魔法の下着を身に着けたり、本当は恋愛経験豊富なのに初めて恋愛をするかのように振る舞ったりすることです。

自分の魅力レベルを偽ることは、恋愛詐欺なので確実に嫌われます。言うなれば「リバースギャップ」です。反対に、魅力レベルが高い人が低いフリをしたり、低いところまで降りていってあげるのが、一般に言われている「ギャップ」です。

今をときめくアイドルが牛丼屋にいたら、これは立派なギャップになります。一般人が同じことをしても、それはギャップにはなりません。つまりギャップとは、魅力レベルが高い人だけが使えるテクニックなのです。

【7】まとめ

魅力的な人とそうでない人が、同じ恋愛戦略をとっても成功しません。ビジネスと同じく、自分の恋愛戦略はオリジナルのものを自分で考えるしかないのです。

そのためには、自分の魅力レベルをしっかりと見極めることが、とてもとても需要です。それらができてはじめて、恋愛の先手を打つことができるのです。